生活の乱れが引き起こす乾燥肌

うるおいのある肌は肌の表面の角質層の成分がびっしり並んでいて、皮膚内の水分が外部に漏れるのを防ぎ、一定の周期で生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。これは、普段の生活に大きく関係していて、就寝時間が不規則だったり深夜遅くまで起きていて睡眠時間が短い場合は、眠っている時に分泌される成長ホルモンが分泌されずターンオーバーが停滞して乾燥肌を引き起こします。睡眠以外にも普段食べている食事が不規則で、朝食を食べなかったり、偏食やダイエットなどをしている場合も肌に必要なたんぱく質やビタミンが不足し、多量の飲酒も脱水などをおこしやすくターンオーバーの停滞に繋がります。規則正しい食事や睡眠の習慣がしっとりとうるおいのある肌には必要です。

夏場のエアコンも大敵です

睡眠や食事以外にも普段過ごしている環境も肌に大きく関係しています。紫外線は肌にダメージを与えることは知っていても、室内は大丈夫と思いがちですが、季節を問わずエアコンは大敵で、冬場は外気を乾燥させ皮膚のうるおいを取り去り、夏場は冷たい空気で皮膚を冷やすことがターンオーバーを阻害します。冬場は室内をしっかり加湿し、夏場も体を冷やさないように上着を着たり、身体を温める軽いストレッチなどを生活に取り入れることで改善しましょう。他にもストレスが肌に関係しています。ストレスはメンタルだけでなく体の代謝を阻害するので、肌にも悪影響を及ぼします。気分転換ができて楽しく過ごせる趣味などを生活に取り入れることが、乾燥肌を遠ざけるのです。